そんなふうに感じる時ってありませんか?
じつは、人が「つまらない」と感じる状態に陥るきっかけには、ある共通点があります。もちろん個人差はありますが、気がつかないうちにやってしまいがちな習慣や思考のクセが、あなたの大切な「やりたいこと」を遠ざけて、その結果として「つまらなく」してしまう場合があるんです。
今回は、そんな「人生がつまらなくなる”5つのNGポイント”」を一緒に確認しながら、どうすれば心から楽しめる日々を取り戻せるのか、掘り下げていきましょう。
もしあなたが「本当はもっと楽しく笑っていたい」「小さな幸せを味わいつくしたい」と思っているなら、この5つのNGポイントとおさらばするだけで大きく変わるかもしれませんよ。
一度きりの人生、せっかくなら面白く、自分らしく生きたいですよね。ぜひ最後まで読んでみてください。
つまらない……」と感じるとき、人の心はどういう状態になっているのでしょうか?
ストレス、疲れ、焦り、不安。もちろん様々な要因がありますが、その背後には意外なほど共通する“心理パターン”が隠れていることが多いんです。
たとえば、一日に少しだけSNSをチェックするつもりが、気づけば何時間も経っていた。いつものようにTVをつけていたら朝だったはずなのにお昼になっていた。――そんな経験はありませんか?
時間を浪費してしまうと「思いどおりに成長していない」「私だけ置いていかれる気がする」といった焦燥感が募りやすく、同時に「自分なんてダメだ」とネガティブになりやすい。これが積み重なると、自己肯定感が下がっていき自分を卑下し何をしても楽しさを見いだしにくくなるんですね。
こうしたパターンは人生がつまらなくなる“5つのNG”に説明できます。繰り返してしまうと「心の余白やワクワクを奪ってしまう」習慣や思考を身につけてしまうので注意!
その5つのNGがこちら。
1.他人の評価ばかり気にする
2.完璧を求めすぎて自分を追いつめる
3.毎日同じ失敗に執着してしまう
4.受け身のまま時間を浪費する
5.感謝や喜びを後回しにする
この5つはいずれも、一見すると「きちんとしよう」とか「もっと頑張ろう」という意識から生まれることも多いんです。けれど、やり方を誤ると気づかないうちに「人生がつまらない」という感覚を強めてしまいます。
一度このパターンに陥ると、「私の人生ってこんなもの」「どうせ何をしてもムダ」と思い込みやすくなるんですね。すると、ますます日常に楽しさが見いだせなくなり、深刻な気分が続いてしまう……。それを解消するにはまず、どのように「気づき」、どのように「向き合う」かが大切になります。
あなたの人生を「つまらなく」してしまう5つのNGを回避するには、じつはそこまで難解なプロセスは必要ありません。大切なのは、「意識の切り替え」を自分で少しずつ練習していくこと。
たとえば、他人の評価ばかり気にしてしまうときは、「そもそも、なぜ自分は評価を気にしているんだろう?」と問いかけてみる。そのうえで「評価される前に、私は私で十分に価値がある」と認め直すだけでも、気持ちが軽くなることがあります。
完璧を求めすぎるのも同じ。目的は「いつも完璧にこなす」ことではなく「少しでも心地よく変化を味わう」こと。考え方の軸を微調整するだけで、周囲に圧迫感を振りまかなくなるし、自分自身も心が楽になるものです。
これは心理学でも説明がつきます。スタンフォード大学の心理学研究では、「自分に柔軟な目標を設定する人ほど、失敗を経験しても継続意欲を高く保ち、結果的に目標達成率が向上する」と報告されています。完璧志向よりも、“調整可能な志向”を持つ人のほうが、人生に柔軟性が生まれ、面白みも生まれやすいというわけですね。
もちろん、そのためには日々の習慣をほんの少し変える必要があります。でもご安心を。ここからは、やさしく具体的に実行しやすいステップを一緒に見ていきましょう。
人生をつまらなくしてしまう5つのNGを脱却するためのステップは、大きく分けると3つ。
1.気づく
2.ほどく
3.改めて一歩進む
という流れが基本になります。
まず「気づく」とは、自分が今どのNGに陥っているかをハッキリ認識すること。
「他人の評価を気にしてばかり」と思ったら、書き出してみるだけでもOKです。頭だけで考えるより、紙やスマホのメモにササッと書くほうが、客観視しやすいものなんですよ。
次に「ほどく」。
NGをほどくときは、うまくいかない事実を責めるのではなく、ただ「そうなってしまう気持ち」を認めるところから始めます。「他人に評価されないと不安になるのは、私が大事な存在だと感じたいからなんだな」などと、ゆるく認めてあげる感じですね。ここで否定や批判ではなく“受容”の姿勢をとることが、心理学でも推奨されているんです。
そして「改めて一歩進む」。
NGに気づいて、ほどいたら、次に何をすればいいか?
それは「ちょっと嬉しくなる行動」を意識して入れてみることです。たとえば、時間をかけてでも好きな音楽を聴く、ほんの少し贅沢なコーヒーを飲むなど、小さな行動でOK。ポイントは「自分の内面が少しだけ喜ぶこと」を、あえて意識してスケジュールに組み込むこと。
無理に大きな目標を立てるより、こうした小さな喜びを繰り返すほうが、人は面白さを取り戻しやすいのです。大学の研究でも「小さな肯定的体験の積み重ねが、自己肯定感やモチベーションに大きな影響を与える」と報告されています。
ここで大事にしてほしいのは「すべてを急に変えなくてもいい」という点です。
5つのNGを挙げても、「これを全部完璧にやめなきゃ」と思い詰める必要はありません。むしろ、ゆっくり自分のペースで気づいて、自分を責めることなくほどいてあげる。
たとえば「他人の評価ばかり気にする」というNGがあったら、一日の中でいちど「今日は私の気持ちを優先しようかな」とつぶやいてみるだけでもいいんです。頭の中だけで言葉にするのもアリ。それだけでも脳内には「ちょっと自分を大事にしよう」という信号が発せられます。
もし「完璧主義すぎる私」に気づいたら、「いまの私、頑張りすぎかも。今日はこれだけ終われば合格!」と自分に声をかけてあげてください。
それで不安が湧いてきても構いません。湧いてきた不安があること自体を認めて、「今日はもういいよね」と呼吸を整えてみましょう。心が落ち着いていくと同時に、他のことに目を向ける余裕が少しずつ生まれるはずですよ。
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