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「最近、やることなすこと自信が持てなくて、つい落ち込みがち……」
「もっと堂々と生きたいのに、ちょっとしたことで不安になってしまう」
そんな気持ちはありませんか?

今回のテーマは「一生折れない自信をつくるシンプルな習慣」。実は自信って、もともと生まれつき持っているものではなく「後天的に育む」ことができます。しかも、ものすごく難しい技術や特別な才能は不要。誰にでも、今のままで始められるんですよ。

もしあなたが、

「何事も途中で挫折してしまう…」

「自分なんてどうせダメだと思い込んでしまう…」

「ちょっとした周りの目が気になりすぎる…」

――というような状態なら、少しだけ日々の行動を変えてみてください。ほんの小さな積み重ねで、一生折れない自信を手にすることは意外なほどシンプルなんです。今回は、そのコツをわかりやすくお伝えしますね。どうぞ最後までお付き合いください。

そもそも、なぜ私たちは自信をなくしてしまうのでしょう? 自信はある程度、年齢や経験とともに育つはず…と思いがちですが、実際にはそうとも限りません。むしろ年齢を重ねるほど「もう若くないし」「これまで失敗ばかりだったし」と、自己肯定感を下げてしまう人も多いようです。

自信がない状態が長く続くと、次のような影響が出やすくなります。

新しいチャレンジを避ける
やってみたいことがあっても、「どうせ失敗するかも……」と一歩が踏み出せず、大きなチャンスを逃してしまう。

自己評価が低くなる
「私なんて」「自分には無理だ」というセルフトークが増え、自己肯定感がますます下がる悪循環に。

周囲の目を過度に気にする
「あの人にどう思われるんだろう?」と、少しの変化にも敏感になりすぎてストレスが増大してしまう。

小さな成功や幸せを見落とす
本来なら嬉しいはずの出来事でも、「どうせ運が良かっただけ」と否定的に捉え、前向きな気持ちを育めない。

こうした状態が長引けば、日々の暮らしはどんどん息苦しくなってしまいますよね。実は私たちには、ちょっとしたきっかけさえあれば「自信を取り戻す」ための力が備わっています。
心理学では「自己効力感(Self-Efficacy)」という概念がよく使われます。自分の力で目標を達成できるという感覚、つまり「自分にはできるはずだ」という確信を指す言葉です。

誰もが始めから持っているわけではないですが、以下のように、「経験」や「環境」そして「思考パターン」などで少しずつ後天的に育んでいけると考えられています。

小さな成功体験の積み重ね
ほんの小さなことであっても「できた」という実感を繰り返し味わうと、自然と「自分はやれるんだ」という感覚が染みついてきます。

周囲からの適切なサポートや称賛
信頼できる仲間や家族から「あなたなら大丈夫だよ」「こうすれば上手くいくよ」と応援されるだけで、人は驚くほど成長の速度を上げられます。

同じ状況をクリアしたモデルケースを知る
「あの人も同じ状況から成功したんだから、私もできるかも」という観察学習効果を取り入れることで、成功イメージを自分の中に築きやすくなります。

感情のコントロール
やる前から「失敗するんじゃないか?」と過度に不安になりすぎないよう、自分の感情をうまく調整する習慣を身につける。

自信は先天的に生まれつき持っているわけではありません。今「自信がない」という状態でも、何歳からでも身につけられるスキルなんですよ。

一生折れない自信を育む5つの習慣…

では、どうすれば実際に「一生折れない自信」を育めるのでしょうか。日常生活の中で簡単に取り入れられる5つのステップをご紹介します。

ステップ1:1日の終わりに「できたこと」を3つ書き出す
1日の終わりに、今日「うまくいったこと」や「できたこと」を3つだけピックアップしてみませんか? たとえば、

朝、予定通り起きられた

嫌な作業を10分だけでもやれた

会話で笑顔になれた

――こんな小さなことでも十分です。書き出すだけで、不思議と「自分って意外とがんばってるかも……」という気づきが生まれます。これはポジティブ心理学でも効果が実証されており、脳の「達成感を感じる」回路が積み上がると言われています。

ステップ2:深呼吸で「できる自分」をイメージ
朝起きたら、布団の中でゆっくり深呼吸を3回。深く息を吸って、吐きながら「今日も大丈夫だよ」「私はやれるよ」と心の中で唱えてみてください。

米国スタンフォード大学の研究でも、呼吸とともに肯定的なイメージをインプットすると、自律神経が安定し、集中力や前向きな行動意欲が高まりやすくなると示唆されています。朝だけでも、潜在意識をちょっと前向きモードに切り替えられますよ。

ステップ3:すぐに相談&情報収集を行う
人は「未知」や「混乱」に直面すると、自信を失いやすくなります。そこでおすすめなのが、困ったらすぐに周りに「教えて!」と言える習慣を持つことです。

自信がないときこそ人に頼ったほうがいい。――実は、優秀な人ほど積極的に相談して効率よく解決しています。逆に、自信がない状態で一人で抱え込むとますます自己否定感を高めてしまいます。

ステップ4:「他人と比較」ではなく「過去の自分」と比較
SNSや周りの同僚など、他人の優れた部分を見て焦ってしまうことはありませんか? でも、他人と比較するのは自信を失う原因になりがち。

そこで、比較対象を「過去の自分」にしてみるんです。たとえば1年前の自分と今の自分を比べて「そういえばちょっと成長したかも」なんて、少しでも感じられたら合格点。たとえ最小限の変化でも確実に前に進んでいるわけですから、そこで「私はできている」と褒めてあげましょう。

ステップ5:「ほめ合い」を生活に取り入れる
自信は、周囲からのポジティブなフィードバックでもグッと育ちます。そこで、お互いをほめ合えるコミュニケーションを生活の中で意識してみましょう。「ありがとう」「助かったよ」といった感謝を積極的に伝えるだけでも、相手も自分も自己肯定感が上がりやすくなります。

会社や家庭でのやり取りも、「お疲れさま、◯◯のところ素晴らしかったね」など、一言添えるだけ。最初は照れくさいかもしれませんが、すぐに慣れてきて、お互いに笑顔になれるシーンが増えますよ。

上記の5ステップのコツは、完璧主義を捨てることです。毎日絶対に守ろうとしすぎて、1回のミスで「やっぱりダメだ」と思ってしまうと逆効果。自信の芽がいきなり折れてしまいます。

「出来なかったこと」は責めずに肯定する!

ちょっとできなかった日があっても「そんな日もあるよね」と許してあげる姿勢が大切です。自分を責めるのではなく「明日はもう一度やってみようかな」と肯定してあげるだけで、脳は「この挑戦はそこまで苦しくないかも」と認識し、続けやすくなるのです。

実際、多くの成功体験談でも「完璧にはほど遠かったけれど、自分を許しながら少しずつ前に進んだら、気づけば大きな変化が訪れていた」と語られます。自己否定からは何も生まれません。折れない自信は、「小さな成功&失敗含めて、全部自分を肯定する」という気持ちのなかで育つものなんです。

小さな習慣が「最強の自信」を育てる…

いかがでしたか?
一生折れない自信は、特別な才能や根性論から生まれるわけではありません。小さな成功体験や、日々の肯定的なセルフトーク、仲間とのさりげないほめ合い……そんな“シンプルな習慣”が積み重なっていくなかで、いつのまにか「あれ、私、前より堂々としているかも?」と感じる瞬間がやってくるんです。

1日の終わりに「できたこと」を3つ思い出して書くこと。
朝起きたら布団の中で深呼吸しながら、「大丈夫だよ」と心でつぶやいてみること。
友人や家族に「ありがとう」「助かったよ」と言う回数を増やしてみること。

これだけでも数ヶ月続ければ、あなたの心の奥底にはゆるぎない自信の“芯”が育ちます。失敗しても、その芯が折れないから、すぐに立ち直れるんです。

どうか焦らず、楽しみながらトライしてみてくださいね。あなたが毎日を心地よく暮らし、どんなときも「あ、わたしは大丈夫」と思えるようになることを願っています。最初の小さな一歩でかまいませんので、ぜひ明日から始めてみてください。

それでは、最後までお読みくださってありがとうございました。あなたの自信が、明るく力強く育っていくことを、心から応援しています。

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